感覚過敏症で不登校気味の娘ですが、昨日2週間ぶり位に自ら学校へ行きました。
理由は、学校のパソコンに投稿された運動会に向けてのダンスの練習動画が気に入り、
「楽しそう!明日練習あるし行こうかな」とボソッと前日に言っていて、
朝起きたらサッサと準備をし、いつも登校していた時間にフツーに「いってきます!」
と家を出ました。
…なんか、私は嬉しいは嬉しいのですが、不思議な心境です。
2週間も登校していなかったら、(クラスの皆になんて思われるかな?)とか(恥ずか
しいな)とか、私だったらおもってしまうと思うのですが、、うちの娘の思考が良くわ
かりません(-ω-)/
取り敢えず、これ好きだ!やりたい!となったら、もうその事で頭がいっぱいで周りは
見えなくなるようです。
ただ、「いや、違う。やっぱり好きじゃなかった。」と思うと引き際がとても速く、い
つも即決即断です。
習い事もそうでした。あれやりたい!って何回始めてすぐ辞めたか… なので入会金無
料キャンペーンの時にしかやらせません。
まあいいんですけどね。何でもやってみなきゃ自分に合っているかどうかわかりませ
ん。
沢山興味を持つことはとてもいい事です(^^)/
唯一幼稚園から始めて今まで続いているのは、体操教室のみです。
本人に合っているようなので楽しんで欲しいなと思います。
やはり頑固なんですよね~
良く言えば、考え方がスッキリハッキリしてる。
なので大人数での行動は、皆に合わせなくてはいけないから彼女にとってストレスにな
ってしまうのでしょうね。
そういえば私も似た所ある。好き嫌いハッキリしてる。
昔って我慢や忍耐が正義みたいな所ありましたよね。
私の母親も、私が習い事がつまらなくて辞めたいと言った時、もう少しやってみな、
とか上手だからもったいないよとか言いましたけれど、好きではないものを我慢して続
けたところで何も良い事はありませんでした。結局ストレスになるだけでした。
好きな事って自然と続きます。私は書道教室が好きで小学校6年間通いました。
社会人になってから始めたダンスも大好きで6年間通いました。
しかし母親が勝手に習わせたスイミングは幼稚園の頃泣きながら続け、クロール平泳ぎ
はなんとか泳げるようになり、結果良かったなとは思いますが、大人になってから特に
役に立った事はないです。
もう一つ母親が探してきたテニス教室を小学校の頃やってましたが、特にテニスが好き
な訳ではなかったので、中学でちょっと「うまいね~」と言われた他何もいい事はない
です。大人になってまたやりたいなとも思いません。
「勤続年数が長い」とか「生涯同じ会社で働き続ける」とか「皆勤賞」とかとても素晴
らしい事だと思います。
でもそれが本人にとって精神的な満足感を得るものだった場合はです。
自分がやりたい、好きだ、やり甲斐がある、自分にとって必要だ、体も無理しすぎてい
ない、と思うものにとっての継続力・忍耐力は価値のある事だと思います。
しかし、嫌い・(心や体に)合わない・辛い事での継続・忍耐はストレスでしかなく、
心にも体にも悪い事でしかありません。
私は自分の心と体に合わない我慢を継続してしまい、精神疾患になってしまいました。
私からすれば、娘は自分の意志をしっかり言えて凄いなって思います。
でも、我慢や忍耐が必要ない訳ではなく、色々な事を要領よくこなせないであろう
娘には、
好きな事・やりたい事に対しての、自分にとって価値のある継続力を付けてい
って欲しいなと思います。
さて娘、明日は…