不登校気味の小学校3年生の娘は、ここ何日かまた、夜明日の学校の事を考えると息苦
しくなると言い辛そうなので、子供の悩み事や相談も聞いてくれるという小児科を探
し、連れて行く事にしました。
(娘の性格や家族構成などを問う)大量の問診票を30分程かけて書き💦その後先生と
お話をしました。
先生は娘に色々な質問をしました。
問診票や話の内容から、先生は「感覚過敏症の傾向がありますね。」と言いました。
後で調べてみると、感覚過敏症とは、周囲の音やにおい、味覚、触覚など外部からの刺
激が過剰に感じられ、激しい苦痛を伴って不快に感じられる状態。その症状や度合いは
人によってさまざまです、とありました。
私は、ああやっぱりなと思いました。
娘は、小学校が嫌な理由が色々ありますが、
騒がしいのが本当に嫌だと言っていました。頭が痛くなるそうです。
あと先生が目についた所は、問診票に書いた、洋服の素材やタグ、縫い目などが凄く気
になって着られる服が限られてしまうという所のようです。
はっきりと言われてみれば、幼稚園の頃も、「バスの中がうるさくて乗りたくない」と
言っていました。
「幼稚園の中も騒がしくて嫌い。」とか。
幼稚園の時はただお母さんと離れるのが寂しいだけかと、荒療治で担いでバスに乗せて
いました(;´Д`)
でも娘の場合最初はスムーズに乗っていったのに、年長さんになってからヤダヤダと言
い出したのですよね。。
嗚呼…なんか本当申し訳ない気分……
私が気付き始めたのは、小学校に入って、洋服のタグがチクチクしてやだから切ってと
言ったり、レースの部分が気になるから着ない、この素材は肌に合わないなど、洋服に
ついて拘るようになった時にちょっと神経質だなーと思った事です。
クラスがうるさくて頭が痛くなるとかっていうのは、幼稚園や小学校低学年だと騒がし
くて当たり前だし、少し大人びていて後ろから見ているような娘だからそう感じるのか
なーとしか思わず、「もう少し学年が上がれば皆落ち着いて静かになるよ。」としか言
えませんでした。
しかし先生に原因をハッキリ言ってもらえて、私は心がスーっとする思いがしました。
娘はとても辛かったんだ。病院で相談して本当に良かったと思いました。
娘はショックというよりも、私に解ってもらえたというホッとした感じを受けま
した。
そして病院の先生は、音が気になるなら「ノイズキャンセラーの耳栓」を使ってみた
ら?と提案してくださいました。
ノイズキャンセラー耳栓とは、独自の技術?により、環境騒音を抑えつつ聞きたい音は
消さないという画期的な耳栓との事。
娘も試してみたい!というので早速、ネットで購入してみました。
色々あって悩みましたが、シンプルで色はブラックがいいというのでこれ。
さてこれを学校で試す勇気が出てくれるかどうか(*´▽`*)
そして最後に病院の先生は「無理に学校へ行かなくて全然いいんだよ」と言って下さい
ました。それを聞いて娘はどう思ったかわかりませんが、病院からの帰り道娘は晴れ晴
れとした顔をしていました(*'▽')
その日の夜からは、泣くことも息苦しくなることもなく寝られるようになりました。
本当に良かった。。。
病院でのことを学校の先生にも話してみようと思います。